観劇で感じた推し活の熱気

「推し活」と聞いて、皆さんはどんな事を思い浮かべますか?

グッズを買うとか、CDを買って貢献するとか…私は推し活なる物に詳しくない+縁も所縁もないのですが、この前新たな推し活を友人から教えてもらいました。

その名も…「席を埋める」推し活…!

会話劇とは?

友人からの誘いで、初めて「会話劇」という物に行ってきました。

さて「会話劇」とは何でしょう?

最初「朗読劇」と聞いていたので、台本を持ってお芝居する物だと思っていました。が、実際は台本無しのお芝居。

この記事を書くためにwebページ見ていたら、「会話劇」とちゃんと書いてありました。

事前情報をあまり入れずに行ったので、あやうく勘違いしたまま生涯を終える所でした…

ちなみに朗読劇とは…

会話劇情報

観に行ったのは「6006(ロクゼロゼロロク)」という会話劇。

前半は昭和60年に起こった事件のお話で、後半の令和6年、現在に起こる事件とストーリーが繋がってくる。HPに書いてある通り、同じ場所で起こった事件のお話です。

出演する俳優さんは3人。前半と後半で、それぞれ関係の深い人物を演じています。

印象と興味深かった事

初めての経験だったので始終「おぉ!」となっていたわけですが、一番すごいと感じたのは、俳優さんの演技でした。

前半と後半で性格が異なる人物を演じているのですが、同じ人が演じているとは思えない…

前半熱血スポーツ選手を演じた俳優さんは、後半では若干(?)狂った危ないキャラクターになるし、

前半は人の言いなりにしか動けなかった人物役の俳優さんは、後半ではツッコミ要因の自分を持った人物になる。

あまり言うとネタバレになる気がするのでこれ以上は書かないですが、態度や行動、話し方、周りにある空気感というか、そういった物が全て前半と後半で違う。服や髪型を変えたくらいでは変わらない、別の部分までがその人物になっている、という感じ。

これが世に言うプロなんだ…!と、強く印象に残りました。

そしてもう1個興味深かったのは、冒頭に出した「推し活」。

LIVEには行ったことあるので、グッズ販売に列をなすのは分かる。だけどお芝居にグッズがあるのには驚いた、本当に。

パンフレットかな?と思って見たら、ブロマイドやアクスタ、フレークシール…確かにパンフレットもあるけど、俳優さんの物が多かった。

何分待ちなんだろうと思いつつ席に付けば、開演まで周囲の人は皆、ランダムで入っているブロマイドやフレークシールの箱を開けて、キャッキャしている…

チケットを渡して会場入りした後に目に入ったのは、俳優さんへのお手紙BOX。

物品はNGだけどお手紙はOKとのことで、もちろん中にお手紙が入った箱が置いてあったし、劇が始まると双眼鏡でずっと俳優さんを眺めている人もいる。

お芝居を見ている間、すごい熱気をステージ上だけでなく多くの席から感じられました。

おわりに…

「席を埋めるのも推し活だからね!」という友人の言葉通り、その回は満席でした。

お芝居が好きな人もいれば、俳優さんが好きな人もいる。

応援の仕方は様々だし、来ている人はマナーが悪いわけがないので、お芝居自体は落ち着いて楽しむことができて良かったし、縁のない推し活も肌で感じることができました。

会話劇もとても面白かったので時間があった時にまた行けたらと思うのと、

そこまで熱を持って推せる人・物があるというのはとても良い事だと思うので、そのうち、いつか私も推せる人・物に会えるといいなーと思いました、たぶん。おわり。


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